現像・データ化|現像とプリント・データ化のできるお店おすすめ5選

film-develop フィルム

フィルム写真は、現像をしないと写真を確認できません。さらに現像だけではなく、プリントやデータ化をしないとしっかりとした写真にはなりません。

もちろん現像やプリント・データ化にはお金と時間がかかります。

デジタルカメラの時代に、現像などができるお店は減少し、現像・プリント・データ化の価格はどんどん高くなっています。

そのような中で、僕がおすすめする現像店を5つ紹介します。

そもそも何をする必要があるのか

フィルム写真は、カメラにフィルムをセットして写真を撮影します。

撮影終了後に、カメラからフィルムを取り出します。

しかし、この段階ではフィルムは光に当てることはできません。

なぜなら、フィルムがまだ「生まれていない」状態だからです。

このフィルムを専用の薬品を使用することで、ネガという写真が浮かんでいる状態にします。

しかし、まだちゃんとした写真ではなく「写真の赤ちゃん」のような状態です。
色や明暗が逆転していて、不完全な状態です。

そこで、このネガを利用してプリントやデータ化をすることでようやく写真となります。

このように、以下の3ステップが必要です。

  1. 撮影
  2. 現像
  3. プリント・データ化

現像とは

撮影終了後のフィルムは、まだ何も写っていません。

そのフィルムに薬品を使って、処理をするとフィルムに「像が現れ」ます。

これが「現像」です。

現像によって、像が現れた状態のフィルムをネガと呼びます。

しかし、このネガの状態では色や明暗は反転しており実際に撮影したものとは少し異なります。

プリント・データ化

では、どのように写真とするのでしょうか。

それには以下の2つがあります。

  1. 紙で表示する → プリント
  2. データで表示する → データ化

ネガを使って、紙に写真を写す場合はプリントという作業をします。

簡単にいうと「印刷」と同じです。

一方、パソコンやスマホでみるには、ネガを使って写真をデータ化します。

現像とこのプリント・データ化をすることで、ようやく写真となります。

現像できるお店、おすすめ5選

Photolab hibi

品質●●●●●価格安い←→高い●●●●○
注文方法店頭・ネット速さ遅い←→早い●●●○○

京都にある現像店です。

カフェも併設していて、ホームページもとてもおしゃれです。

インスタでの活動も行っており、若い方に人気があります。

現像とプリント・データ化についてですが、
値段は安くはないですが、すごく高いわけでもないです。

自分のイメージに合うようなオーダーができるため、写真にこだわりたい方などにはおすすめです。

初心者の方も、オーダーしやすいようにわかりやすい注文シートがあるので大丈夫です。

また、僕は以前ISO100のフィルムなのにISO400として撮影してしまったことがありました。

その場合、増感処理をすることになりますが、多くの現像店が品質の観点で嫌がることが多いです。
しかし、photolab hibiでは追加料金はかかるものの対応は可能でした。

結果、満足の写真となりました。

カラーフィルムの現像やデータ化の費用は以下です。

種類35mm120
現像¥630¥700
現像+データ化¥1,230¥1,600

現像には回数券のような「現像チケット」もあります。

チケットの場合は以下のように少し安くなります。

種類価格現像(1本あたり)
5枚セット¥2,580¥516
10枚セット¥4,800¥480

データ化もしたい場合は以下の追加料金が発生します。

種類35mm120
5枚セット¥600¥900
10枚セット¥600¥900

なので、10枚セットの現像チケットで現像とデータ化を行うと・・・
35mmフィルムの1本あたり、¥1,080となります。

まさに安くはないが、とても高いというわけでもない。しかし品質は間違いない。そんなお店です。

フラッシュ現像店

品質●●●●○価格安い←→高い●●○○○
注文方法ネット速さ遅い←→早い●●●●○

フラッシュ現像店は、ネット注文のみの現像店です。

ホームページが少し複雑ですが、安さと注文の豊富さはトップクラスです。

ネットではマイナスな口コミもありますが、僕の時はとても丁寧に対応いただきました。

hibiよりは注文の自由度はないですが、品質は全く問題ないです。

基本的にメインで僕は利用させてもらってます。

種類35mm120
現像¥270¥460
現像+データ化(低画質)¥390¥550
現像+データ化(高画質)¥490¥600

超!プリ

品質●●●○○価格安い←→高い●○○○○
注文方法ネット速さ遅い←→早い●●●●○

超!プリは、ネット注文のみの現像店です。

フラッシュ現像店と同様に安さと対応の速さはトップクラスです。

フラッシュ現像店との違いは、120フィルム(ブローニー)のデータ化ができないところでしょう。

品質もほとんど問題なく、安心して利用できるお店です。

種類35mm120
現像+データ化¥300
(600万画素:+¥150)
¥300
(現像のみ)
現像+プリント¥500~¥600

ヨドバシカメラ・ビックカメラ

品質●●●○○価格安い←→高い●●●○○
注文方法店頭速さ遅い←→早い●●●●●

あの有名なヨドバシカメラとビックカメラも現像サービスがあります。

基本的に店頭での注文だけだと思います。

価格は安い分類ではないですが、高い訳でもないです。

カラー現像だと1時間ほどで終了するので、その日のうちに写真を確認できます。

僕もフィルムを始めたばかりの時は、一番利用していました。

最近利用をやめたのは、少し中途半端だったからです。

フラッシュ現像店や超!プリほど安くはなく、hibiほどオーダーの自由度があるわけではありません。

なので、どうしても今日中に写真を確認したい場合などはいいですが、
それ以外の場合はあまり利用するメリットがないと思います。

一番有名なお店なので、なんとなく安心感はありますが。

ヨドバシカメラの価格表はWEBになく、僕が利用したことのある店舗の価格を忘れてしまいました。

ビックカメラは下記のような価格です。

種類35mm120
【フジフイルム】現像¥600¥792
【コダック】現像¥600¥750

データ化の価格表は、

種類35mm120
データ化(200万画素)¥5501~7コマ:¥513
8コマ以上:¥64/1コマ

八百富写真機店やおとみしゃしんきてん

品質●●●○○価格安い←→高い●●●○○
注文方法店頭・ネット速さ遅い←→早い●●●●●

八百富写真機店は、関西を中心とする中古カメラ屋さんです。

基本的にヨドバシカメラやビックカメラと違いはありません。

ただネットでの注文ができることや、中古カメラ屋さんなので店員さんのフィルムに関する知識は十分です。

種類35mm120
現像¥605¥660
現像+データ化¥1,155¥1,375

まとめ

フィルムや現像など、フィルム業界全体の価格が上がっている現在でも
上記のような現像できるお店がまだあります。

価格と速さと品質はお店それぞれですが、どれも実績は素晴らしいお店なので
自分のスタイルに合うお店を選んで後悔ないと思います。

いろいろと現像やプリント・データ化をしてみて比べてみるのも面白いかもしれません。

どんどん写真を撮影して、現像していきましょう!!

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