初心者|おしゃれでかっこいいフィルムカメラのまとめ

フィルムカメラ

ここ数年、若い世代にフィルムカメラ がブームになっていると言われています。

色々な理由があると思いますが、カメラ自体の「見た目」が今の若い世代には新鮮でおしゃれなのも1つだと思います。

本記事では、個人の主観でおしゃれでかっこいいフィルムカメラ を紹介していきたいと思います。

人によって、かっこいいの意味は変わってくるとは思いますが、ここでは機械的で無骨なものからスタイリッシュなものまでざっくり紹介していきます。

もし、いいと思ったカメラがあればより詳細に調べていただければと思います。

HASSELBLAD

ハッセルブラッドはスウェーデンのカメラで、中判カメラと呼ばれる通常のフィルムより一回り大きいサイズのフィルムを使います。

通常の35mmフィルムは後述のライカ、中判はこのハッセルブラッド と呼ばれるほどブランド力のあるカメラです。

レンズはほとんどがカール・ツァイスで、独特な味わいを持つライカとは異なり、誠実かつ正確な写りを見せてくれます。

その素晴らしいレンズと中判フィルムが合わさり、最高の写りを実現します。

カメラのボディも非常に緻密かつ正確に作られており、高級感があります。

また、撮影時の独特で大きいシャッター音も愛好家をうならせています。

価格は、現在も10-25万円の間です。

最初の1台にはハードルが高く感じますが、覚悟を固めるいい機会もカメラと一緒に来るなら安いでしょう。

LEICA

ライカです。

カメラの王様です。

正直、紹介する必要もないくらいですが、紹介するとなるとそれだけでものすごい量になります。

そのため、少し手短に。

ライカはレンジファインダーカメラの代表格で、ライカならではの写りが今でも多くのファンを作っています(他のメーカーだと性能がイマイチと判断されることでも、ライカなら「ライカ らしくていい」となります)。

ライカは宣伝や写真の写りなど企業として”ライカらしさ”を大切にしており、それがライカというブランドを作り上げてきました。

その中でもライカのこの見た目は、重要な役割を果たしてきたと思います。

それくらいライカはデザイン性に富んだカメラですし、おしゃれなカメラのスタンダードを作り上げています。

初期の頃のカメラはより機械的でシンプルなデザイン。

見た目だけでなく写りも重視したいや最初で最後のカメラを探しているという方などはぜひおすすめです。

ナチュラクラシカ

このナチュラクラシカは、2011年-2012年に販売終了した富士フィルムの気軽に撮れるコンパクトカメラです。

厚さも36mmとフィルムカメラ では、かなりのコンパクトです。

さらに撮影時もすべてオートで撮影してくれます。

現在のデジタルカメラと同じように使えるフィルムカメラです。

写りは、写真の雰囲気は「日常を自然に写す」感じです。

日常のスナップや友達との思い出の記録におすすめなカメラだと思います。

デメリットは、価格。

最近は中古で4万円以上します。

4万円以上で買って損はしませんが、より写りのいいカメラ(気軽な操作ではなくなりますが)も出てくる価格帯ではあります。

<スペック>

フィルム135フィルム
レンズスーパーEBCフジノンレンズ f=28mm~56mm
シャッタースピード1/360秒〜2秒
露出オート
フォーカスオート
撮影距離範囲0.4m~無限遠
フラッシュ内蔵
スーパーデジタルプログラムフラッシュ
フラッシュボタンによるリトラクタブル式
重量155g(電池別)
富士フィルムH Pより

Nikon 28Ti / 35Ti

Nikon 28Ti / 35Ti は、一眼レフで有名なニコンが1990年代に高級コンパクトカメラブームに乗じて出したカメラです。

ちなみに28Tiはレンズの画角が28mmで35Tiは35mmです。

このカメラの特徴は大きく2つあります。

1つ目は、カメラ上部の時計のようなメーターです。

このメーターはセイコー製(セイコーエプソン)です。

この時計型のメーターを搭載したカメラは他にないように思いますし、何よりスタイリッシュです。

2つ目は、レンズです。

レンズは、Nikkor(ニッコール)F2.8を搭載しています。

最高峰の技術で作り上げたレンズです。

広角でありながら周辺まで繊細に写し、色も非常に適正に写ります。

価格は当時14万円ほどで、現在は中古ですが人気のため10万円弱です。

この1台で十分なカメラです。

<スペック>

フィルム135フィルム
レンズ28mm f2.8 ニッコールレンズ
シャッタースピード1/500秒 ~ 2秒(長時間露光10分)
露出オート
フォーカスオート
撮影距離範囲0.4m~無限遠
フラッシュ低輝度時・逆光時自動発光、フラッシュあり、フラッシュなし、赤目軽減機能選択可
重量315g 電池なし
Lomopedia H Pより

Nikon SP

Nikon SPはニコンのレンジファインダーです。

SPはニコンのレンジファインダーシリーズであるSシリーズの最終形態です。

SPは王者ライカをニコンが追い越すために、世に出したカメラです。

特に優れた点はファインダー。

ライカはレンズによってはファインダーに下のようなメガネをつける必要があります。

SPはファインダー内に複数の画角を内蔵しているのでメガネを外付けする必要がありません。

ちなみに、その後にニコンが出した最高のカメラ「Nikon F」はこのSPの技術が使われています。

洗練されたデザインと最高の技術を兼ね備えたNikon SPはかっこいいカメラで特におすすめです。

<スペック>

フィルム135フィルム
レンズ交換式
シャッタースピード1/1000秒〜1秒, バルブ
露出計なし
フォーカスマニュアル
撮影距離範囲レンズ次第
フラッシュなし
重量590g

RICOH GR1

このリコーGRをここで紹介する理由は、デザインだけでなくそのコンセプトの潔さがまさにかっこいいからです。

デザインに関しては、他の高級コンパクトカメラなどに比べて地味で高級感がありません。

しかし、余計な機能やデザインを排除したシンプルで実用的なデザインにどこかかっこいいと感じます。

GRはいわば業務用として発売されたカメラです。

写真を撮ることを非常に簡単にしてくれる操作性など写真家目線でつくられました。

また、GR搭載のGRレンズ28mmは伝説のレンズです。

後に数量限定のライカLマウントでレンズのみ別で発売されるくらいです。

このような、必殺仕事人のようなカメラもまたおしゃれでかっこいいのではないでしょうか。

<スペック>

フィルム135フィルム
レンズGRレンズ 28mm f2.8
シャッタースピード1/500秒〜2秒
露出オート
フォーカスオート
撮影距離範囲0.35m~無限遠
フラッシュ低輝度自動発光/近接ソフト発光方式
重量175g 電池なし

Argus C3

アーガスは、アメリカのカメラメーカーです。

argus c3はそのアーガスが1939年に発売し、1966年まで製造されました。

アメリカの没落と繁栄の時代を写してきたクラシックカメラです。

ところで、どこかで見たことあるという方もいるのではないでしょうか。

実はこのカメラは「ハリーポッター秘密の部屋」に登場しています。

ハリーポッターの世界感でも違和感のないカメラはなかなかないと思います。

箱のようなデザインが可愛らしく、かつ無骨なデザインでおしゃれです。

どうせフィルムカメラ買うなら尖ったカメラが欲しいという方におすすめなカメラです。

<スペック>

フィルム135フィルム
レンズARGUS coated cintar 50mm F3.5(実はレンズ交換式です。交換するレンズが少ないですが。)
シャッタースピード1/300秒〜1秒,バルブ
露出マニュアル(露出計なし)
フォーカスマニュアル
撮影距離範囲1.0m~無限遠
フラッシュなし
重量765g

まとめ

以上のように、いろいろなカメラを紹介してきました。

かなりざっくりとした紹介ではありますが、これを参考にいいと思ったカメラをより詳しく調べてもらえればと思います。

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